タイガー ウッズと彼の設計事務所がデザインを手掛け、彼らとしては初めてのパブリックゴルフコースとなる「ビッグシーダーロッジ」が、アメリカ・ミズリー州に完成し、9月22日完成を祝う大会が催され、タイガーももちろんプレーしました。大会の名はコースのある町で育ったペイン スチュアートにちなみ「ペインバレーカップ」と名付けられました。
エクシビションマッチに参加したのは、ジャスティン トマス、ローリー マキロイ、ジャスティン ローズの3名で、タイガーとトマスが組んでアメリカチーム、マキロイとローズが組んで欧州チームを形成し、チーム戦として行われました。結果はあまり重要ではないのですが、一応タイガーのチームが優勝しました。
コース自体は18ホールから成るコースですが、19番ホールがボーナスホールとしてつくられていて、このホールこそが「シグニチャーホール(名物ホール)」と呼ぶにふさわしいホールです。周囲の岩をそのまま生かしたパー3のホールで、写真ではわかりにくいのですがアイランドグリーンとなっています。
(Golfweekより)
アメリカでは、かつてのゴルフブームはありませんが、今でも新設ゴルフ場がつくられています。2019年には17のゴルフ場が完成しました。ひるがえって日本はどうかというと、ゴルフ場が民事再生法によって整理されたり、ゴルファーの数が減少し閉鎖されたりする話は聞きますが、新しくゴルフ場がつくられるという話はまったく聞きません。収益が見込めないこと、周囲への環境対策費用などが大幅にかさむことなどが理由なのでしょうが、ゴルファーとしては少し寂しい気がします。