今週の米LPGAは今年3つめとなる「全米女子プロ選手権」が開催されます。ニューヨーク州の南にあるペンシルバニア州の「アロニミンクゴルフクラブ」で開催され、日本人選手としては、畑岡なさ、渋野日向子、野村ハル、河本結の4人が出場します。
女子プロゴルフには、メジャー大会が男子よりひとつ多い年間5つあり、そのうち「エビアン選手権」はことし開催されないことになりましたので、8月の「全英女子オープン」、9月の「ANAインスピレーション」そして、今週が「全米女子プロ選手権」となります。残りのひとつ「全米オープン」は12月10日から開催が予定されています。
来季から米LPGAに挑戦する予定としていた渋野は、新型コロナウィルスの影響で今シーズンの日本国内の試合が軒並み中止となるなか、全英女子オープンにあわせ海外遠征に出発しました。その結果は
スコットランドオープン 予選落ち
全英女子オープン 予選落ち *メジャー大会
渡米し、1週休んで
ANAインスピレーション 51位タイ *メジャー大会
キャンビアポートランドクラッシック 24位タイ
ショップライトクラシック 27位タイ
スコットランドでの2試合は、不慣れなリンクスコースであったことと、厳しい気象条件のため予選落ちを喫してしましたが、アメリカに渡ったのちは、3試合戦って予選落ちをしていません。
渋野は、今週の「全米女子プロ選手権」を終えて日本に帰国する予定にしているので、この試合が海外でのとりあえず最後の試合となります。毎年メジャー大会に優勝することなど、到底できることではないので、この大会はなんとか10位以内にはいることを目標に頑張ってほしいと思います。日本に戻れば2週間の自主隔離が待っているので、十分休養もとれるはずです。落ち着いたら、年末の最後のメジャー「全米女子オープン」に出場するのか、しないのか聞かせてほしいと思います。