今週始まる米PGAツアー「CJカップ」の大会前記者会見で、昨年のこの大会の優勝者ジャスティントマスが、ブライソンディシャンブーの活躍で、最近大きく取り上げられているドライバーの飛距離について語っています。
トマスは現在27歳で、すでにメジャー1勝を含むツアー通算13勝をあげていますが、178センチ、体重73キロと細身で小柄です。
「わたしがディシャンブーのように20kgも体重を増やせば、ビーチボールのようになってしまうのでそれは無理。もう少しスイング時のヘッドスピードを上げて、飛距離をあと5-10ヤード伸ばすことは可能だが、20ヤードは到底無理だ。そこで、ヘッドスピードを上げるために今後取り組んでいこうと考えているのは、もっと下半身の力を鍛えることと、そして腰の柔軟性を高めて稼働域を大きくすることである。」
「確かにドライバーの飛距離は重要であるが、いつも最高のレベルの状態で試合に臨める体調の維持も大切なことだ。怪我をすることなく好調さをたもつことができれば、もう少しだけヘッドスピードをアップすることで十分に戦っていける。」
以上が、現在世界ランキング3位、トライバーの平均飛距離が304ヤードでツアー34位のジャスティントマスのコメントです。