先週の欧州ツアー「BMW PGA選手権」を優勝したテリルハットンが、今週の米PGAの大会「CJカップ」に出場し、初日7アンダー65のスコアで首位に立ちました。イギリスからアメリカの西海岸に近いラスベガスまで移動し、旅の疲れや時差の影響がある中で、いい出だしです。
彼がアメリカに渡ったあと、彼が「BMW PGA選手権」最終日に身に着けていた服装について、フード付きのスウェットパーカーがゴルフウェアとして好ましくないとイギリスのSNS上で大きな話題となりました。その時の服装は以下の動画のようなものです。
欧州ツアーでは温度が低く、気象条件も厳しいため、他の選手も身に着けてプレーしていて、もちろん彼が試合で最初に着たというわけではありません。ただ、優勝して多くの人の目に触れたため、大きな話題になったようです。あるいは、優勝トロフィーを掲げた瞬間をとらえた写真で、ハットンがフードを頭にかぶっていたいたため、事が大きくなったのかもしれません。
あるイギリスの名門クラブでは、メンバーに対して書簡を送り、「フード付きのパーカーについては、ジーンズと同様に当クラブでは着用してプレーすることは控えてほしい。」とわざわざ通知したほどです。
いまだに格式を重んじるイギリスのクラブに残るドレスコードの厳格さを垣間見たような出来事でした。