チャンピオンズ ディナー

現在、ディフェンディングチャンピオンとして「ZOZO選手権」に出場し、最終日をラウンドしているタイガーウッズですが、11月12日から開催される「マスターズ」のディフェンディングチャンピオンでもあります。

毎年4月の最初の日曜日におこなわれる「マスターズ」ですが、今年はコロナウィルスの影響で11月に延期となりました。例年春が到来し、花が咲き誇るなかでプレーがおこなわれますが、今年は木々が葉を落とした時期に開催となるので、テレビを通してどんな景色がみられるのか、それも楽しみのひとつです。

マスターズが開催される週には、「パー3コンテスト」などいろいろなイベントが開催され、木曜日から始まる「マスターズ」大会を盛り上げます。毎週火曜日夜に開かれる「チャンピオンズディナー」もそのひとつです。歴代の優勝者が、授与されたグリーンジャケットを身にまとい、一堂に会し夕食をとりながら歓談するパーティーで、1952年ベンホーガンによって始められました。また、前年の優勝者がディナーで供される食事のメニューを決めるというしきたりがあります。

タイガーウッズは、ことし初めマスターズが予定通り4月に開催される時点で、メニューについて、「私は南カリフォルニアで生まれそだったので、大好きな(国境を接しているメキシコ料理の)ファヒータや、(日系人が多く住んでいる土地柄なので)寿司とさしみを出すつもりである」と回答していたので、大きな変更はないと思います。

ことしのチャンピオンディナーについては、中止とはならないがいつもとは異なる形式になると話しています。「蜜を避けるため、例年使用している部屋よりも大きい部屋を使って催される。そして、歴代のチャンピオンには高齢に人が多く、感染し重症化してはいけないので、今年は出席を見合わせるひとも出てくるだろう。」と述べています。

今年のマスターズは、11月に延期されましたが、来年(2021年)の大会は、4月8日に開催されることがすでに決まったいるので、その間隔はわずか5か月ということになります。また、今年の大会は無観客で開催されますが、来年の大会ではパトロンの入場が許されるのかどうか注目です。