マスターズ出場の日本人選手

来週のマスターズに出場する選手は、今週の米PGAツアー大会「ヒューストンオープン」に優勝して招待される選手以外の選手は確定しています。日本人プレーヤーとしては松山英樹、今平周吾の2人が出場します。金谷拓実は出場しません。

松山は今年の大会が9回目の出場となり、ベストの成績は2015年の5位で、翌2016年には7位タイに入っています。彼はいままでメジャー大会の前の週を、大会に出場せず最終調整に充てていましたが、今年はなぜか今週の大会「ヒューストンオープン」に出場しています。ルーチィーンとしていることの中で、何かを変えてそれがもっと好成績につながればという気持ちなのかもしれません。

今平周吾は、昨年末の時点で世界ランキング50位以内にいたのですでに招待状が届いています。大会は4月から11月に延期となりましたが、招待状はもちろん有効です。彼は今年9月の「全米オープン」に出場して、初めて4大メジャー大会で予選通過を果たしましたが、最終成績は25オーバーで予選通過者の中で最下位でした。予選を通過してほっとしすぎたのか、決勝ラウンドの成績が振るいませんでした。

金谷拓実は、昨年(2019)のマスターズにアマチュアとして初出場し、58位タイの成績をおさめています。前年(2018)のアジアパシフィックアマチュアのタイトルを獲得して招待されたものでした。その次の年(2019)のアジアパシフィックアマチュアの大会で連覇していれば(とても難しいことですが)、今年のマスターズにも出場できたのですが、惜しくもプレーオフで中国の選手に敗れ、2位に終わったため今年は出場していません。

来週は松山、今平両選手のプレーに注目しましょう。