チャンピオンズディナーの余話

昨日のブログで、「マスターズ」の大会が始まる週の火曜日の夜、歴代の優勝者が集う「チャンピオンズディナー」がオーガスタナショナルのクラブハウスで開催されたことを書きました。

昨年度の大会の優勝者としてホストを務め、出される食事のメニューも決めたタイガーウッズが、ディナーの席上でおこなったスピーチの内容が伝わってきました。スピーチの途中では感極まって涙も見せたようです。翌日、チャンピオンズディナーの幹事役ベン クレンショーがメディアに語っています。

その内容は、『怪我で思うようにプレーができなくなったときに、勇気を与えてくれたのは息子チャーリーの存在だった。彼にゴルフを教えたり、彼と一緒にラウンドする中でもう一度頑張ってみようという気持ちになれた。』

『1997年に21歳でマスターズを初優勝したときは、父(アールさん)と抱き合った。でも、昨年の大会で初優勝から22年ぶりに優勝を決めたときは、18番のグリーンのそばで今度は自分の息子チャーリーを抱きしめた。22年という年月は非常に長く、その間には本当にさまざまなことが起こった。世代が一巡したことを実感した。』

大会連覇を目指すタイガーは、初日のラウンドをボギーなしの4アンダーでホールアウトしました。好調な出だしをみせています。