今年、特にコロナウィルスによって米ツアーが中断し6月に再開して以降、ブライソン ディシャンブーが、プロテイン摂取と筋肉トレーニングによって体重を20キロ増やし、飛距離を大幅に伸ばしたことが話題になりました。彼はその飛距離を生かして、9月に開催された「全米オープン」で2位の選手に6打差をつけて圧勝し、自身初めてとなる「メジャータイトル」を手にしました。
ディシャンブーの飛距離が、今年のゴルフ界の「10大ニュース」、いやトップ5に間違いなく入ると思われるなか、先週開催された欧州ツアー「ジョーブルグオープン」で、ある選手が注目を浴びました。
その選手は、ウィルコ ニーナバ(Wilco Nienaber)といい、20歳の南アフリカ人選手で、この大会で2位に入りました。注目を浴びたのは彼の飛距離で、この大会のドライバー平均飛距離が341ヤードと、驚異的な数字を記録しています。極めつけは、初日の4番ホール(パー5、597ヤード)のティーショットで、439ヤードを計測しました。パー5ですが、残りはもうギャップウェッジの距離しか残っていません。
彼のスイングが以下の動画です。弱冠二十歳なので、まだまだ成長しそうです。今後欧州ツアーで活躍し、いずれ米PGAツアーに参戦してくることも予想されます。本当に注目の選手です。