ローリー マキロイ

このブログの表紙絵になってもらっているローリー マキロイですが、今年の3月にコロナウィルスによってツアーが中断するまでは、世界ランキング1位でした。しかし現在は4位まで落ちています。

マキロイは、6月に「チャールズシュワブチャレンジ」でツアーが再開してから先月の「マスターズ」まで13試合に出場しました。優勝はなくベストの成績は「マスターズ」の5位タイで、これ以外にトップ10に入ったのは2回だけです。

「マスターズ」で5位タイと言っても、初日に75を叩いて首位の選手から10打おいていかれ、2日めに66でなんとか立て直したものの、3、4日目に優勝争いに加わることは一度もありませんでした。

このような彼の現状について、1970年代に活躍したトム ワイスコフ(78歳)が、かなり手厳しいコメントをしています。彼は、米PGAツアーで通算16勝、欧州ツアーで2勝、そして1973年には「全英オープン」を制しています。

「もうメジャータイトルは獲れないんじゃないの。獲れてもあとひとつくらいかな。というのは、最近の彼の姿を見ていると、何が何でもナンバーワンになってやろうという強い決意と意志をまったく感じないから。」

「マキロイは、31歳ながらすでに5000万ドル以上稼ぎ、メジャータイトルは4つ手に入れた。今年子供も生まれた。満ち足りた生活の中で、優勝へ自分を強く駆り立てる気持ちを失っているのではないだろうか。」

確かにそうなのかもしれません。でも、マキロイがジョーダン スピースのように世界ランキング50位から陥落してしまうようなことになったら、このブログの表紙絵はどうしましょうか?誰かに交代してもらうようになるかもしれませんね。