マキロイの反論

昨日のブログで、トム ワイスコフがローリー マキロイに対して辛口のコメントをしたことを紹介しました。そのことについて、早速マキロイがメディアのインタビューの中で反論しています。

「わたしは今までトム ワイスコフ氏には会ったことがない。もちろん彼も私には会っていないはず。ということは、彼は外から私を見て、それに基づいてコメントをしていることになる。となると、彼の私に対する評価というのはフェアとは言えない。わたしは、今日までずっと勝ちたい、ナンバーワンになりたいという態度を示してきたつもりだ。で、実際世界ランキング1位にもなったし、一打一打に、一試合一試合に全霊をかけてプレーしてきたと自信をもって言える。」

現在31歳のマキロイは、9年前に「全米オープン」でメジャー初優勝を飾ったのち、その翌年「全米プロ選手権」のタイトルをとり、その2年後に「全英オープン」と「全米プロ選手権」を立て続けに制しました。しかしその後は、現在までの6年間メジャータイトルを手にしていません。

確かにワイスコフが指摘するように、メジャータイトルに賭ける「強い決意と意志」が足りないのかもしれません。20代前半で4つものメジャータイトルを手にしたことで、「自分は才能的にはまったく問題ない。このまま今のスタイルを続けていけば、もっともっとメジャータイトルは転がり込んでくるだろう。」みたいな気持ちが、こころの奥底にあるのかもしれません。

ワイスコフに「もうメジャータイトルは獲れないんじゃないの。獲れてもあとひとつくらいかな。」と言われたのですから、なんとしてでもあと2つメジャータイトルを獲得して、彼に会いに行って優勝報告をしてやるんだというくらいの意気込みで、マキロイには来年以降のメジャー大会に臨んでもらいたいですね。