いよいよ来週は今年最後のメジャー大会「全米女子オープン」が開催されます。USGAのホームページによると、最終的に日本女子ツアーからの出場者は以下の選手となります。
穴井詩、浅井咲希、原英莉花、畑岡なさ、稲見萌寧、柏原明日架、勝みなみ、河本結、三ヶ島かな、西村優奈、岡山絵里、笹生優花、渋野日向子、高橋彩華、上田桃子
このブログでは、男子メジャー大会で誰が優勝するか予想することがありますが、女子の場合は情報が不足していてなかなか難しいところがあります。ですがかなりの確率で言えることは、韓国系選手が優勝しそうだということです。
かつて日本では「モンゴル出身の力士ばかりが優勝するのでおもしろくない。」と相撲の人気が下火になった時期がありました。まったく似たような状況が女子プロゴルフ界で起こっています。韓国で育ってプロになりアメリカに渡った選手だけでなく、アメリカで生まれ育った韓国系選手も含めて選手層が非常に厚くなり、米LPGAで大活躍しています。
5つのメジャー大会について過去10年間の優勝者をみると、「全米女子オープン」では韓国籍6人、アメリカ籍3人。「全英女子オープン」では韓国籍3人、アメリカ籍2人。「ANAインスピレーション」は韓国籍5人、アメリカ籍3人。「全米女子プロ選手権」では韓国籍5人、アメリカ人(韓国系)1人。メジャーに昇格して7回開催された「エビアン選手権」でも韓国籍3人、アメリカ人1人と韓国勢が圧倒的な強さを見せています。
われわれとしては、メジャー大会で上位入賞の実績がある畑岡なさに大いに期待したいところですが、毎回彼女だけでは本人が背負う期待が大きすぎ、彼女もたいへんです。今回「全米女子オープン」に出場する15名のうちの若手の中から、米LPGAでコンスタントにプレーし、レギュラーツアー大会で優勝を重ねる選手が出てくることを望みます。その中からメジャータイトルに手が届く選手が出てくるかもしれないので、、、