先週の「マヤコバ ゴルフ クラシック」で、米PGAツアーの日程は年内分が終了しましたが、欧州ツアーのほうは、今週中東UAEのドバイで「DPワールトツアー選手権」が開催され、米PGAでプレーしているコリン モリカワが出場します。
コリン モリカワは、いままで欧州ツアーの大会に出場したことがありませんが、ことし2月に欧州ツアーの準会員登録を済ませていました。米PGAだけでなく欧州ツアーでもポイントが加算される4大メジャー大会、WGCの大会での実績、特に8月の「全米プロ選手権」での優勝が大きなポイント加算となり、今週の欧州ツアー大会への出場が可能となりました。
コリン モリカワは、「全米プロ選手権」を優勝してからのちは、プレーにまったく精彩を欠いています。9月の「全米オープン」では予選落ち、その後の「ZOZO選手権」では50位タイ、先月の「マスターズ」では44位タイに終わっています。
本人が今週の大会前のインタビューで語っていますが、「全米プロ選手権」を優勝したあと、次の目標を設定することもなく、メジャータイトルをとったことで自分に満足しきっていたところがあった。その気持ちがその後のプレーに影響を与えているのかもしれない。
米PGAツアーは、年明けの1月7日から昨年のトーナメント優勝者が集う「セントリー トーナメント」が開催され、もちろんモリカワも「全米プロ」優勝者として出場しますが、それまで約1か月ほど期間があります。それまでに気持ちをリセットするため欧州ツアーの大会に初めて挑戦します。彼の活躍に注目です。
なお、この大会には日本人選手川村昌弘も出場します。併せて注目です。