いよいよ今年最後のメジャーとなる「全米女子オープン」が始まりました。例年5月6月頃開催される大会ですが、ことしはコロナウィルスの影響で12月に延期されました。この大会に、現在ロレックス世界ランキング11位、アメリカ人レキシー トンプソン(25歳)も出場しています。
彼女は小さいときから注目されてきた選手で、2010年12歳のときにこの「全米女子オープン」に初出場し以来連続出場を果たし、ことしが14回めの出場となります。また、16歳のときにLPGAツアーで初優勝し、その3か月後にも優勝するという快挙を成し遂げて、いままでにLPGAツアー11勝、メジャー大会で1勝の成績をあげています。また、宮里藍と同様にふたりの兄がいて共にプロゴルファーです。また、そのふたりのお兄ちゃんが藍ちゃんほどの実績をあげていない点も似ています。
レキシー トンプソンは、トッププロとして当たり前のように「全米女子オープン」に出場するのですが、今回はひとつの話題を提供しました。それは、帯同するキャディーについてです。今回帯同するのはティム タッカーというキャディーで、いつもはブライソン ディシャンブーのキャディーを務めています。ディシャンブーは彼と組んで今年9月の「全米オープン」を制しました。ディシャンブーとトンプソンが同じマネジメント会社と契約している関係で、今週試合のないディシャンブーのほうから申し出て、今回実現したようです。
レキシー トンプソンとメジャー優勝に貢献したキャディーの組み合わせがどんな結果を生み出すか?4日間の戦いを興味をもって観戦しましょう。
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