先週欧州男子ツアーのシリーズ最終戦「DPワールドツアー選手権」が終了し、米PGAは2週間前の「マヤコバ ゴルフ クラシック」で今年の日程を終えているので、2020年末時点での世界ランキング上位者の順位が確定しました。上位10位までの選手は
1位 ダスティン ジョンソ
2位 ジョン ラウム
3位 ジャスティン トマス
4位 ローリー マキロイ
5位 ブライソン ディシャンブー
6位 ウェブ シンプソン
7位 コリン モリカワ
8位 エグザンダー シャフレ
9位 パトリック キャントレー
10位 テリル ハットン
「マスターズ」を優勝したダスティン ジョンソン、「全米オープン」を制したブライソン ディシャンブー、ルーキーイヤーで「全米プロ選手権」のタイトルを獲得した日系人選手コリン モリカワの3選手がランクインです。
ランキング上位50位までの選手には、来年4月に開催される「マスターズ」の招待状が届きます。
次に日本人選手の順位を見てみると
21位 松山英樹
76位 今平周吾
96位 石川遼
117位 星野陸也
123位 金谷拓実
159位 稲盛佑貴
161位 川村昌弘
192位 堀川未来夢
残念ながら今平は来年の「マスターズ」に出場できません。しかし年が明け、4月のマスターズまでの米PGAツアーの大会で優勝すれば、マスターズに出場する資格が生まれます。米PGAツアーカードをもっていない今平は出場することができませんが、米PGAツアー年明け第2戦となる「ソニーオープン(1月14日スタート)」がハワイで開催され、スポンサーが日系企業ということで、毎年多くの日本人選手が推薦枠で出場します。今平がもしこの大会で優勝すれば、マスターズに出場することが可能となります。
現在の時点で、「マスターズ」に日本から出場できる選手は松山英樹のみです。彼は先月の「マスターズ」に出場し13位タイで終わったあと、インタビューの中でやや自信を失ったような発言をしていました。いつまでも彼ひとりに日本中の期待を背負わせるのは、酷と言わざるを得ません。彼に続く若手の登場を心から期待したいと思います。