PNC選手権

米PGAの公式大会ではありませんが、この週末アメリカのフロリダ州で興味深い大会が開催されます。当プログでは11月20日と22日(このサイトの下にあるカレンダーの日付をクリックしてご一読ください)に紹介していましたが、いよいよ始まります。

メジャー大会かそれに準ずる「プレーヤーズ選手権」の優勝経験者が、基本息子か父と組んでチームで勝敗を競うという大会です。もとの大会名は「ファーザー/サン チャレンジ」といいましたが、今年から「PNC選手権」に変わりました。理由は、昨年の大会よりアニカ ソレンスタムが父と組んで出場し始めたことと関係がありそうです。「サン(息子)じゃない、わたしはドーター(娘)よ!」ということで、、

アニカ ソレンスタムは、ごく最近「国際ゴルフ連盟」のトップに選出され、世界規模でゴルフの発展に努めるという重責を担うことになり、来年1月1日より職務に就きます。現役時代の彼女のキャリアはというと、メジャー10勝を含んで米LPGAツアー72勝、欧州女子ツアー17勝と歴史上「最強の女性ゴルファー」と言っていいでしょう。1997年、2003年には日本女子ツアーでも優勝しています。

なんといっても、今回の「PNC選手権」の一番の話題は、タイガーウッズが息子チャーリーと組んで出場することです。またチャーリーのスイングがすばらしすぎるので、さらに大きく取り上げられています。

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一方、アニカソレンスタムには9歳の息子ウィルがいてゴルフを始めています。彼はタイガーの息子のチャーリーが話題となっているのを聞いてうらやましく思い、アニカに「僕はいつになったら出場できるの?」と聞いているそうです。もし彼が出場することになれば、その関係は「マザー/サン」となるので、ことし大会名を変更しておいて正解かもしれません。

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最後に、出場する選手のなかで忘れてはならないのが、85歳のゲーリープレーヤーです。今回孫と組んで出場します。プレーヤーはいまでも筋トレにはげんでおり、とても85歳のスイングとは思えません。