2021 全英オープン

R&A(全英ゴルフ協会)は、来年の「全英オープン(男子)」に出場可能となる資格について発表をおこないました。ことしの大会はコロナウィルスの影響で中止となりましたが、来年の大会は7月15日から会場は変更せず、今年おこなわれる予定だった「ロイヤルセントジョージ(イギリス・ケント州)」で開催されます。

中止となったことしの大会への出場資格を得ていた選手106名は、来年の大会へそのまま出場できます。のこりの50人分の出場枠については以下の条件で満たしていくことになります。

1.来年5月23日時点で世界ランキング50位内の選手(すでに資格を有しているものは除く)

2.トラベラーズ選手権(6月24―27日)後のフェデックスランキングで20位以内までの選手のうち上位5位の選手(すでに資格を有しているものを除く)

3.来年6月に世界各地で開催される地区予選通過者8名

この時期に発表がある日本男子ツアーの来年の日程がまだ発表されていませんが、例年ですと5月末ごろ開催される「ミズノオープン」の上位入賞者に参加資格が与えられるはずですが、ことしは中止となったこの大会が来年は開催されるのでしょうか?

日本男子ツアーの場合、大きな大会を除いて地上波で全国中継されませんので、会場に足を運んでくれるギャラリーの入場料収入、会場内での飲食が大きな収入源となりますが、無観客試合になるとそれが期待できません。現在日本国内で感染拡大が一段と深刻になってきており、今の時点で来年開催する試合に観客を入れておこなうことを想定することも難しい状況です。

今年はコロナにひっかきまわされた1年でしたが、残念ながら来年も、特に前半は同じようなことになりそうですね。