先週(12/17-20)の米LPGAツアーは、最終戦となる「CMEツアー選手権」がおこなわれ、韓国人選手Jin Young Ko(25歳)が優勝しました。最終日のハイライト動画が以下のものです。
彼女は2018年より米LPGAでプレーし始めて、昨年4月には「ANAインスピレーション」、7月に「エビアン選手権」と立て続けに2つのメジャータイトルをとり、ロレックス世界ランキング1位の座につきました。
ことし3月にコロナウィルスの影響でツアーが中断すると韓国にもどり、ツアーが7月末の大会から再開しても、ウィルス感染への感染を警戒し、なかなかツアーに復帰しませんでした。8月の「全英女子オープン」、9月の「全米女子プロ選手権」をスルーして、11月後半のペリカン女子選手権で今シーズン初めて姿を見せました。
結果は34位タイ。しかしその次の試合では5位に入り、その次に出場した「全米女子オープン」では2位タイと調子をどんどん上げてきて、今回の優勝となりました。「CMEツアー選手権」はランキング上位の選手しか出場できない最終戦なので、わずか3試合戦っただけでその資格を得たことになります。
また、この大会の優勝賞金は110万ドルと女子の大会としては破格の金額で、併せて賞金女王のタイトルも手にしました。この大会に日本から出場した畑岡なさは、初日から波にのれず38位タイに終わり、10、782ドルを獲得しています。畑岡は短かった今季の米LPGAで12試合に出場し、優勝はありませんでしたがトップ10に5回入り、合計854、024ドルを稼ぎ、賞金ランキング4位と立派な成績をあげています。
また、ことし米LPGAのツアーカードを取得した河本結は13試合に出場しました。1年目とあって、ベストの成績は4位で、賞金総額141、576ドルでした。来季の活躍に期待しましょう。