日本女子プロツアーが2021年のツアースケジュールを発表したと本日の朝刊に載っていました。そのスケジュールは、以下のサイトから確認可能です。来年分はスケジュールリストの後半部分になります。
https://www.lpga.or.jp/tournament/jlpgatour/2020-21
主催者発表では、試合数37試合で賞金総額の合計は増えた。オリンピックの週に新規トーナメントを開催するかもしれないといい事ずくめのようですが、コロナウィルスへの対応をどうしていくのか、記事の中に触れられていません。
来年3月4日からほぼ毎週予定されている各トーナメントですが、今の時点では当然想定しなければいけない「プロアマ戦中止」、「無観客試合」という条件を果たしてスポンサーが了承するのでしょうか?開催日が近づいてきて、コロナの状況を判断して中止を決定するトーナメントが間違いなく出てきそうです。
今年このコロナ禍の中開催された9月の「東海クラシック」ですが、来年の大会ではタイトルスポンサーが交代して行われます。複数契約の最後の年だったので有終の美をという強い気持ちが働いて今年開催したのか、あるいは契約期間中であるけれども持ち株会社の強い意向が働き撤退を決めたのか、理由についてはわかりませんが、、、
主催者発表の中で評価されるのは、米LPGAと日本LPGAの共催試合として、11月に開催される「TOYOジャパンクラシック」です。いままで3日間大会でおこなわれていましたが、米LPGAの公式試合でもあることから、米LPGAの標準である4日間大会に変更されました。
この「ジャパンクラシック」は、米LPGAが、中国、韓国、台湾、そして日本とアジアを1週間単位で転戦するシリーズの中でおこなわれる大会です。来年の大会までにコロナが完全に収束しているとも考えにくいし、2週間の自主隔離の問題もあるので、米LPGAの主力選手が長期間海外でプレーする気持ちになるのかどうかについては疑問が残ります。
日本男子ツアーの2021年のスケジュールの発表が待たれます。