米PGAツアーは、年明け早々1月7日からハワイで「セントリートーナメント」が始まります。この大会は原則昨年の大会で優勝した選手に出場資格が与えられるため、ツアーカードを持っているだけでは出場できません。昨年ツアー初優勝を果たした選手にとっては、そのご褒美として、また家族へのねぎらいという気持ちから家族を連れて、常夏の島ハワイに入ってきます。ただ、今年はコロナのため感染を警戒し、少し変化がみられるかもしれません。
そして、その翌週には日本でもおなじみの「ソニーオープン」が開催されます。舞台となるワイアラエ カントリークラブの名物ホールは16番で、グリーン奥にヤシの木がアルファベットの「W」を形づくって、海に向かって打つパー3です。ご記憶のかたも多いと思います。
https://www.sonyopeninhawaii.com/sites/default/files/2016%20CourseMapHoleDescriptions.pdf
日系企業がタイトルスポンサーなので、毎年多くの選手が日本ツアーから出場し。昨年の大会も松山英樹など9名の選手がプレーしました。しかし、今年はどういった理由なのか不明ですが、わすか3名(プラス松山英樹?)のみの出場となります。
その3名とは日本ゴルフツアー機構が推薦した選手で、今年の「VISA太平洋マスターズ」に優勝した香妻陣一郎、「ダンロップフェニックス」を制した金谷拓実、今季の獲得賞金ランキング上位選手として木下稜介です。
世界ランキング上位の選手が本格的に始動するのはツアーがアメリカ本土に戻る「アメリカン エキスプレス(1/21~)」となるので、金谷拓実が上位に食い込んでくるかもしれません。彼がもしこの大会で優勝すれば、2年間の米PGAツアーカードとともに来年4月の「マスターズ」への出場権も獲得することになります。おおいに期待しましょう。