2021年全米プロ選手権 開催地変更

1月8日のブログで少し触れていましたが、米PGAより正式に発表されました。来年2021年に開催されるメジャー大会「全米プロ選手権」は、トランプ大統領が所有している「トランプ ナショナル ゴルフ ベッドミンスター(ニュージャージー州」では開催されないと。

米PGAはその理由として「トランプ大統領所有のゴルフ場で全米プロ選手権をおこなうことは、米PGAのブランドを傷つけることになり、米PGAがその他の事業をおこなっていく上でリスクとなる。」としています。

この発表には、1月6日トランプ大統領の支持者が、大統領選挙に大がかりな不正があったとして、大規模な集会のあとで米議会建物に乱入し、警察官1を含む5人が亡くなるという事件がおこったことが大きく影響しています。

ただ、トランプさん所有のゴルフ場で開催される大会がキャンセルとなったことは、今回が初めてのことではありません。彼が大統領になる前の2015年、メキシコからの不法移民に対して過激な発言を繰り返すトランプさんに対して、米PGAは「トランプ ナショナル ロスアンゼルスクラブ」で予定されていた大会を中止にしたことがあります。

「全米プロ選手権」の新たな開催地については、オクラホマ州タルサにある「サザン ヒルズ カントリークラブ」、トランプ ベッドミンスターから40マイル離れた位置にある「リバティーナショナルゴルフクラブ」などの名が上がっています。