2021年が明けました。ことし1回目のブログとなります。今年も最新の海外の情報をお伝えしていきますので、どうかよろしくお願いいたします。
さっそくですが、米PGAは年明け早々1月7日より、ハワイのマウイ島で今年最初となる「セントリートーナメント」が開催されます。この大会には2020年に開催された大会で優勝した選手に出場資格がありますが、昨年はコロナのためツアーが約3か月中断し試合がおこなわれなかったので有資格者の数が少なくなります。その分は昨シーズンの最終戦「ツアー選手権」に残った30名の選手で補充されます。
出場選手を見てみると、ダスティン ジョンソン、ジャスティン トマス、パトリック リード、セルジオ ガルシア、エグザンダー シャフレといった豪華な顔ぶれです。
現在世界ランキング1位で、昨年11月の「マスターズ」を優勝したダスティン ジョンソンは、2018年の大会を含めて2度この大会で優勝しています。すでに今年の「マスターズ」の開催まで100日を切っています。連覇を狙う彼としては、その時までに少なくとも1勝し、自信を深めておきたいところです。
世界ランキング3位のジャスティン トマスは、昨年8月の「WGCフェデックスセントジュード招待」で優勝しており、このハワイの大会でも昨年の大会と2017年の大会で優勝しています。また、先月お父さんと組んで出場した「PNC選手権」で優勝しています。
世界ランキング11位のパトリック リードは、コロナでツアーが中断する前の2月におこなわれたWGCメキシコ選手権で優勝し、この大会への出場資格を得ました。昨年のこの大会では2位に入っています。
世界ランキング46位のセルジオ ガルシアは、10月の「サンダーソンファーム選手権」で、2017年の「マスターズ」を優勝して以来となる勝ち星をあげました。最終日18番ホール(パー4)の2打めをピンにぴたりとつけ、パーディーを獲って優勝するという記憶に残る勝利でした。また、この大会では彼がパットを打つ瞬間に目を閉じることも話題となっています。
なお、「セントリートーナメント」は無観客試合として開催されます。
加筆)松山英樹もセントリートーナメントに出場します。