タイガー ウッズがSNSで腰に5回目の手術をおこなったと発表しました。また腰の状態が悪化したのかと一瞬ひやりとしましたが、背骨を構成するディスクの一部がはがれて小さな破片となって神経に当たり痛みを生じさせるため、除去する手術をおこなったということでした。彼はすでにボールを打つ練習を再開しています。
これはアスリート全般によく聞かれる手術で、激しい運動を恒常的におこなった結果、骨の一部が欠落して浮遊し、神経に当たり時には激痛となるというものです。
この手術のため当初出場を予定していた1月28日スタートの「ファーマーズ インシュアランス」を欠場します。この大会の舞台は、カリフォルニア州の名門「トーリー パインズ」で、タイガーは過去8回ここで優勝している非常に相性のいいコースです。ここで最後に勝ったのは、2008年の「全米オープン」で、ロコ メディエト相手に翌日再試合そしてプレーオフにまで持ち込んで優勝したあの大会です。しかしタイガーは、この試合後怪我が悪化して、2019年の「マスターズ」までメ11年間ジャータイトルより遠ざかってしまいました。
また、2月18日から始まる「ジェネシス インビテーショナル(リビエラ カントリークラブ)」も欠場します。この大会はタイガーがホストを務める大会なので、選手としてプレーはしませんが、大会ホストとしての務めは果たします。
その後の予定は発表されていませんが、1試合か2試合出場して4月8日から始まる「マスターズ」に備えるスケジュールになりそうです。