4大メジャーのひとつ「全英(男子)オープン」を主催するR&Aは現地時間の2日(火)、今年の大会は予定どおり7月15日より開催すると発表しました。開催コースは昨年開催される予定であったイギリス・ケント州の「ロイヤルセントジョージGC」となります。
昨年は、4大大会のうち「全米プロ選手権」、「全米オープン」、「マスターズ」は、時期をずらして開催されましたが、「全英オープン」だけ中止となりました。
「全英オープン」に観客を入れておこなうか、無観客試合とするかについては、現段階では判断することはできず、大会直前のコロナ感染状況を踏まえ判断するとしています。しかし、アメリカで4月8日から開催される「マスターズ」が、限られた人数ではあるが観客を入れておこなうことをすでに発表しているので、我々も制限した観客を入れて開催する方向で進めていきたい。「マスターズ」がどのように運営されるのか注視していきたいと述べています。
なお、2年前の「全英オープン」は北アイルランドで開催され、シェーン ロウリーが優勝しました。北アイルランド出身のローリー マキロイは、地元開催の大会ということで優勝を目指し相当気合が入っていました。というか、入りすぎて初日の第1打めでOBをたたいてトリブルボギーよりひとつ多い8でスタートするはめになってしまいました。その後の35ホールで取り戻すことができず予選落ちをしています。
しかし、マキロイはこの予選落ちを前向きにとらえて、努力して翌月の「ツアー選手権」と11月のWGC「HSBCチャンピオン」に優勝し、世界ランキング1位へのあしがかりとしました。