ジョーダン スピース

米PGAツアー「ウエスト マネジメント フェニックスオープン」3日目が現在おこなわれていますが、本当にひさびさにジョーダン スピースの名前が上位に顔を出しました。

スピースは、2017年7月の「全英オープン」で優勝し、メジャータイトル3つめを獲得して以来3年以上勝ち星がない状態が続いています。勝ち星がないだけでなく、最近は調子を大きく崩していました。

今シーズンになってから7試合に出場し、予選落ちが4回。予選を通過した試合でも、38位タイ、41位タイ、46位タイとまったく精彩を欠き、かつては1位の座に君臨した世界ランキングも今週は92位の位置まで落としてしまいました。

1月11日の当ブログで、ジョーダン スピースがブッチ ハーモンの指導を受けたことを書いています。

https://worldgolfinformation.com/

その後、すでにセミリタイアしているブッチ ハーモンは、ジョーダン スピースと正式にコーチ契約を結んだわけではなく、昨年の競技会場でたまたま会ったときに、ジョーダンのスイングを診て気づいた点を指摘しただけだと自ら発表しました。

その指摘が的を得たものだったのかどうかはわかりませんが、スピースは今週の大会の3日目で優勝争いに加わっています。最終日、きっちりと優勝をつかむことができるか注目したいところです。

なお、今週の欧州ツアー「サウジインターナショナル」のほうは、3日目を終了してダスティン ジョンソンが2位に2打差をつけて首位に立ちました。このままいくかもしれません。なお、大会初日は二人ともいい滑り出しでしたが、川村昌弘は31位タイ、金谷拓実は44位タイに順位を下げています。