今週の米PGAは、カリフォルニア州にある有名なコース「ペブルビーチ」を舞台のひとつとして「ペブルビーチ プロアマ」が開催されています。例年であれば、セレブを含むアマチュアがプロと一緒にラウンドできる米PGAツアー唯一の大会で、多くの笑いに包まれますが、ことしはコロナ感染防止のためプロ選手だけがスリーサムでラウンドします。
初日10アンダー62でまわり首位にたったのはパトリック キャントレーです。彼は昨年10月にアメリカで開催された「ZOZO選手権」で優勝した選手で、現在世界ランキング11位の選手です。
キャントレーは、この大会の前に出場した「アメリカンエキスプレス(1/21-24)」で、3日目に65、最終日はコースレコードとなる61を出し、首位に1打差まで肉薄する戦いぶりで2位に入っています。その好調さを保ったままこの大会に出場しているので、優勝候補筆頭かもしれません。彼については昨年の当ブログ記事を参照ください。アマチュアとして輝かしい経歴をもつ選手です。
https://worldgolfinformation.com/2020/10/27/
また、先週の大会「フェニックスオープン」で最終日を首位タイからスタートし、ひさびさの優勝を狙ったジョーダンスピース(結果4位タイ)もこの大会で好位置につけています。
もうひとり注目する選手は、アクシェイ バティアという10代のレフティーの選手です。スポンサー推薦で出場し、初日18ホールすべてのホールでパーオンし、2位と好位置発進です。グリーンが小さいことで有名なベブルビーチのすべてホールでパーオンしたのは、過去25年で4人目という快挙です。
最終日まで、ペブルビーチのコースの美しさとともに選手のプレーを楽しんでいきましょう。