ジェネシス招待 2日目

米PGAツアー「ジェネシス招待」2日目のプレーが現在(20日午前7時)おこなわれています。ジョーダン スピースは今週も好調です。先々週と先週2週連続で最終日を首位でスタートしたように復調の兆しが見えてきて、3つめとなるメジャータイトル「全英オープン」を2017年にとって以来の優勝を今週も目指します。

膝と腰の怪我が回復して、先々週の「フェニックスオープン」で2019年7月以来の優勝を遂げたフルック スケプカも上位に顔を出しています。世界ランキング8位で、先週の「ペブルビーチプロアマ」で3位に入ったパトリック キャントレーも好位置につけています。

そんな中、当ブログの表紙を飾っているローリー マキロイは、初日73、2日目76のトータル6オーバーで予選落ち確定です。彼はコロナ禍でツアーが中断し再開してから勝ち星がなく、世界ランキングを1位から7位まで落としましたが、さすがに予選落ちだけはしていませんでした。今回が2019年の「全英オープン」以来の予選落ちとなり、その後25試合連続で予選通過していました。

また、世界ランキング3位のジャスティン トマスも予選落ちが確定です。初日77、2日目73の8オーバーでホールアウトしています。彼は今年最初となる大会「セントリートーナメント」で、5フィートのパーパットをはずしたときに差別用語をつぶやいてしまいました。それが集音マイクを通してオンエアーされ、ラルフローレンが彼とのスポンサー契約を解消するという事態に発展してしまい、まだその影響が尾を引いているようです。

調子のいい選手もいれば、調子の出ない選手もいる。とはいっても選手層がとても厚い米PGAツアーは、毎週毎週我々ファンを楽しませてくれます。