日系アメリカ人コリン モリカワ(24歳)が、大きなタイトル「WGCワークデイ」を手にしました。(大会中の彼の正確無比なプレーは以下の動画から)
彼にとって「WGCワークデイ」の優勝は、昨年8月のメジャー「全米プロ選手権」に次ぐビッグタイトルとなります。25歳までにWGCとメジャー大会の両方で優勝した選手は今までにタイガー ウッズだけなので、史上2人目の快挙となります。
モリカワがもつタイガーに次ぐ記録というのはもうひとつあります。それはプロ転向後の連続予選通過記録です。タイガーはプロに転向した後に出場した試合で、25回連測して予選通過しました。それに対してモリカワは22回まで迫りました。
このように彼がプロに転向してからわずか1年半の成績は、タイガーウッズに次ぐすばらしいものです。WGCの優勝で世界ランキングを6位から4位に上げ、見上げても上位にはもうダスィティン ジョンソン、ジョン ラウム、ジャスティン トマスの3名しかいません。
また、今の好調さを続けていけば、コロナ禍のため昨年おこなわれる予定が今年に延期となった「ライダーカップ(アメリカとユーロ国の対抗戦)」のメンバーにも選出される見込みです。
コリン モリカワは生まれも育ちもアメリカなので頭の中はアメリカ人ですが、外見はまったくの日本人です。体格も決して恵まれていない彼が、世界のトップ選手と堂々と渡り合う姿には、日本からも声援を送りたくなります。