あすから始まる米PGAツアー「プレーヤーズ選手権」を、ブルックス ケプカが怪我によって欠場することは昨日少し書きました。
右ひざをくじいたケプカは、今週は精密検査をうけるため欠場することを発表していましたが、検査の結果来週、再度整形外科の診断をうけるようです。怪我の程度や何をしていて怪我をしたのかなどについて、ケプカは詳細は明らかにしていませんが、練習中のことではなく、先週末に家族と一緒にいるときに発生したと述べています。
ケプカは、2019年7月の「WGCセントジュード招待」を優勝したのち、左ひざと腰の故障に悩まされ、本来の力を出し切れていませんでした。 しかし、最近怪我が回復し、今年2月の「フェニックスオープン」でひさびさの優勝を果たし、今後の活躍が期待されていました。開幕まで1か月を切った「マスターズ」に間に合うのかという質問に、ケプカは来週の診断の結果をみて出場するかどうか判断したいと回答しています。
コロナウィルスの影響で昨年11月に延期された「マスターズ」を制したのは、ダスティンジョンソンでした。2位の5打差をつける圧倒的な勝利で、世界ランキング1位の地位も不動のものとしました。このダスティン ジョンソンの強さに太刀打ちできる選手は、現在のところなかなか見当たらず、怪我から全快しツアー優勝を果たし、メジャー大会にめっぽう強いケプカの存在くらいしか思い当たりません。なんとか怪我を早く治して、「マスターズ」に出場してもらいたいとファンとしては願っています。