来月48歳になるリー ウエストウッドが、米PGAで大活躍しています。「アーノルドパーマー招待」と「プレーヤーズ選手権」で2週連続2位に入りました。最後まで優勝争い演じましたが、両大会ともわずか1ストローク届きませんでした。
リー ウエストウッドは、欧州ツアーで25勝(歴代8位)、米ツアーで2勝、日本ツアーでも4勝をあげている選手ですが、まだメジャータイトルを獲得していません。過去4大メジャー大会での成績は2位(2位タイ含む)が3回、3位(3位タイを含む)が6回で、最後ぎりぎりのところで、どうしても決め切れない精神面の弱さを指摘されることがありますが、今回のように47歳という年齢で、最終日に崩れることなく、米PGAツアー2週連続2位という成績には別の評価がされてもいいような気がします。
その好成績を支えるのは、キャディーを務めるフィアンセのヘレン ストレーさんです。2018年にウエストウッドが、長年キャディーを務めていたビリー フォスターとコンビを解消して以来キャディーを務めています。
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彼女自身はゴルフのことはあまり詳しくなく、「彼女はプレー中にわたしの気持ちをいい方向に持っていってくれるので、その場その場で一番大切なことに集中することができる。」とウエストウッドは話しています。
メジャー大会優勝の最年長記録は、ジャック ニクラウスが1986年に「マスターズ」を優勝したときの46歳です。ウエストウッドには今の好調さを維持して、初のメジャータイトルを手にし、そして最年長記録も破ってもらいたいと思います。