今週の米PGAツアー「ホンダクラシック」現在(22日午前6時30分)最終日のプレーがおこなわれていますが、小平智はすでにホールアウトしており、37位タイが確定しています。小平については、2月14日付のブログで書きました。
https://worldgolfinformation.com/2021/02/14/
その後の試合でも上位に食い込むことができず、ツアーカードの期限が切れるまでに彼が出場できる試合数が残り少なくなってきました。その残り少ない試合で優勝するしか、ツアーカードを延長することができません。
今後の米PGAツアーのスケジュールを見てみると、
来週(3/24~)は大きな大会「WGC マッチプレー」がありますが、小平はこの大会への出場資格はないので、彼が本気でツアーカード延長を考えているなら、同じ週にカリブ海のドミニカ共和国で開催される米ツアー競技「コーラルパンタカーナ選手権」に出場するはずです。
その次の週(4/1~)は、「バレロ テキサスオープン」が開催されます。「マスターズ」の直前の週の大会ということで、多くのトッププロは調整に充てるため、小平は出場可能でしょう。
そして翌週(4/8~)は「マスターズ」。小平は現在世界ランキング460位なので、出場資格はありません。
マスターズの翌週(4/15~)は「RBCヘリテージ」が開催されます。小平は2018年の
この大会で優勝しているので、歴代チャンピオンとして出場可能ですが、この大会をもってツアーカードが切れることになります。
ということは、「コーラルパンタカーナ選手権」、「バレロテキサスオープン」、「RBCヘリテージ」の3試合で優勝するしか、ツアーカードを維持する道はありません。小平の崖っぷちの踏ん張りに期待しましょう。