今週の米PGAでは、5日間大会「WGCデル マッチプレー」が現地時間の水曜日より始まって、すでに一部の対戦では勝敗が決しています。グループ10に入っている松山英樹は、メキシコ人カルロス オーティスと戦ってすでに敗れています。オーティスが米PGAツアーで初優勝をした昨年11月の「ヒューストンオープン」で、松山は2打差の2位タイとなっており、少し因縁のある相手でした。
また、あすより裏大会「コーラルパンタカーナ選手権(4日間大会)」が始まります。3月22日のブログで、ツアーカードの期限が残り少なくなってきている小平智の今後の動きを書きました。
https://worldgolfinformation.com/2021/03/22/
彼は「コーラルパンタカーナ選手権」に出場します。世界ランキング64位までの選手(棄権した選手がいてそれは補充済)はWGCの大会の方に出場しているので、中堅どころの選手にとっては、またとない優勝のチャンスです。小平はツアーカード維持のためには、優勝が絶対条件です。
アメリカ本土からはるかかなたの洋上に浮かぶドミニカ共和国で開催される試合ですが、コロナ禍のため米PGAはトーナメントの開催地から次の開催地まで専用機を飛ばしているので、先週の「ホンダクラシック」に出場した小平は、フロリダから容易に移動しているはずです。
表大会「WGCデルマッチプレー」と並行しておこなわれる「コーラルパンタカーナ選手権」での小平のプレーに注目しましょう。