3月14日のブログで、世界ランキング1位のダスティン ジョンソンが7月に開催される東京オリンピックには出場しないと発表したことを書きました。米PGAツアー終盤戦の大きな大会に集中したいからという理由です。
https://worldgolfinformation.com/2021/03/14/
今度は、オーストラリア人のアダム スコットが不参加を表明しました。不参加の理由として、現在はコロナウィルスがまだ収束していない、ワクチンが行き届いていない状況である。また、自分には3人の子供がいて、7月から10月までが子供と一緒に過ごせる唯一のまとまった時間であることを挙げています。
「東京オリンピック」へ2名の選手が出場可能なオーストラリア代表を決める資格ランキングでは、現在1位がキャメロン スミス、2位がマーク リーシマン。そして3位の補欠としてマット ジョーンスという順位になっています。アダムスコットが選出される可能性は今のところほとんどないのですが、上位の選手が不参加を決め繰り上がりで選出されることに対する予防線をはったような形です。
ダスティン ジョンソンとアダム スコットの他にも、世界ランキング9位のウェブ シンプソンも不参加をSNS上でつぶやきました。これから出場資格ランキング上位の選手による辞退がまだまだ出てくることが予想されます。
男子プロゴルフの世界で、選手にとって大きな意味をもつものは、なんといっても4大メジャー大会のタイトルであり、次にWGC(世界ゴルフ選手権)大会での優勝、そして米PGAツアーでの1勝であって、オリンピックの金メダルにはあまり価値を見出せないようです。