HSBC女子世界選手権

今週の米LPGAは、今日(29日)からシンガポールで、世界ランキング上位の選手によって競われる「HSBC女子世界選手権」が開催されます。予選カットなしの4日間大会です。渋野日向子と畑岡なさが出場します。

組合せが発表になっています。渋野が前半の2日間を一緒に回るのは、タイ人アリア ジュタニュガン(25歳)とアメリカ人のアンジェラ スタンフォード(43歳)の2人です。

ジュタニュガンは、すでに「全米女子オープン」と「全英女子オープン」を含み米ツアーですでに10勝挙げている実力派で、現在世界ランキング34位の選手です。

スタンフォードのほうは、2018年にメジャー大会「エビアン選手権」を優勝し、米LPGAでは7勝をあげている選手です。現在世界ランキング48位ですが、先々週の「ロッテ選手権」で27位タイ、先週の「LAオープン」では5位タイに入っており、だんだん調子をあげてきています。

渋野はもし優勝することができれば、宣言してすぐに米LPGAツアーのメンバーになることができ、そうなれば希望どおりアメリカのツアーに本格的に挑戦することができます。この大会の過去4大会の優勝者のスコアをみると、15アンダー、17アンダー、19アンダー、19アンダーとなっています。となると、渋野は4日間通して1ランウド4~5アンダーを目標にプレーしていかなくては、優勝争いには残れない計算になります。彼女の活躍を期待しましょう。