アニカ ソレンスタム シニアメジャーに挑戦

アニカ ソレンスタムについては、今年の2月のプログに書きました。

https://worldgolfinformation.com/2021/02/

現在50歳になっているソレンスタムは、今年の1月1日から国際ゴルフ連盟の会長を務めていること、2月末におこなわれた米LPGAの公式試合「ゲインブリッジ」に13年ぶりに出場して、見事に予選通過を果たしたこと。この大会の先に見据えていたのは、4年前に創設された「全米女子シニアオープン」だったことなどなど、、、

ソレンスタムは、7月29日からコネチカット州で開催される「全米女子シニアオープン」に永久シードの資格で出場することを正式に発表しました。LPGAレギュラーツアーでプレーしていたときには、メジャータイトルを10個獲得しましたが、今度はシニアツアーで初となるメジャータイトルを狙います。

男子ゴルフのほうをみてみると、ジャック ニクラウスも「全米シニアオープン」を2度優勝し、アーノルド パーマーも1度、ゲーリー プレーヤーも2度優勝しています。シニアツアーのメジャー大会についても、彼らのようなスーパーレジェンドが出場して実績をつくり、優勝することで箔(はく)がつき、ファンの間にも定着していきます。

「全米女子シニアオープン」は4年前に創設された大会で、1回目の大会はローラ ディビスが、2回目の大会はヘレン アルフレッドソンが優勝し、3回目となる昨年の大会はコロナ禍のため中止となりました。

3回目となる今回の大会にソレンスタムが出場することで、まだ誕生して間もない「全米女子シニアオープン」のことが、大きくマスコミにも取り上げてもらえ、注目度が増します。現在LPGAでプレーする選手が、50歳になったあとも安心してプレーを続けることができる環境を整える意味でも、ソレンスタムの活躍は重要になってきます。