欧州男子ツアーは、今週「アイルランド オープン」。来週(7/8~)は「スコットランド オープン」、そして再来週(7/15~)は、いよいよ今季最後となるメジャー大会「全英オープン」が開催されます。いずれの大会も、国名が大会名に冠されている、いわゆる「ナショナルオープン」で、その国でもっとも権威のある大会のひとつになります。
今週の「アイルランドオープン」には、川村昌弘と金谷拓実が出場します。川村は欧州ツアーカード保持者として、金谷のほうはスポンサー推薦を獲得しました。金谷は「全英オープン」への出場資格を有しているので、ぶっつけ本番となる前にひとつ試合で出ておきたいというところでしょうか。しかし、「アイルランドオープン」の舞台は、ジャックニクラウス設計による、人の手をかなり加えた美しいコースで、「全英オープン」の舞台「ロイヤル セントジョージ」のような、海岸線の草原をそのまま生かしたリンクスコースではありません。
来週の「スコットランドオープン」のほうに、川村はエントリーしていますが、金谷が出場するかどうか未定です。現在推薦枠が2つ空いているので、出場の可能性もまだ残っています。
そして再来週の「全英オープン」。4月に松山の「マスターズ」優勝で始まった今季のメジャー大会も、5月の「全米プロ選手権」はフィル ミケルソンが、メジャー最年長優勝記録を塗り替えました。そして、今月の「全米オープン」は、ジョン ラウムがメジャー初優勝を果たし、いよいよ最後のメジャー大会になります。何かあっという間ですね。