開幕が来月にせまった東京オリンピックに、ゴルフ界のトッププロが参加・出場するのかどうかについては、以前からこのブログで書いてきました。最新のものは以下の日付のものとなります。
https://worldgolfinformation.com/2021/04/24/
今週開催される米PGA「メモリアルトーナメント」の大会前の記者会見で、若手(young guns)の選手たちが、前向きな態度を表明しました。
「選出されれば東京オリンピックに出場したい」と表明したのは、世界ランキング5位のエグザンダー シャフレ(27歳)と同6位のコリン モリカワ(24歳)のふたりです。ふたりは世界ランキングとほぼ一致するアメリカのオリンピック選考ランキングでも、それぞれ4位と5位の位置にいます。
先日は、世界ランキング3位のスペイン人ジョン ラウムが、東京オリンピック参加を表明しましたが、あまり積極的な姿勢ではなく、日本でのコロナ感染防止対策が厳しすぎるという不満も表明していました。
シャフレは、国を代表して競技をすることは非常に名誉なことで、選出されれば大会に出場したい。また、祖父母が日本に現在住んでいて、日本には10回くらいいったことあると日本への親近感についても触れました。
世界ランキング16位以内の選手は、1つの国から4名を限度に出場することができます。ランキング1位のダスティンジョンソンは不参加を表明しており、2位のジャスティントマスと4位のブライソンディシャンブーは、態度をまだはっきりさせていません。順位からするとエグザンダーシャフレの出場は決まりですが、コリン モリカワはトマスとディシャンブーのどちらかが出場を辞退した場合に出場することができます。
なお、112年ぶりにオリンピック種目としてゴルフが復活した前回(2016年)のリオ オリンピックでは、金メダルをジャスティン ローズ(イギリス)が、銀メダルをヘンリック ステンソン(スゥエーデン)、銅メダルをマットクーチャー(USA)が獲得しました。