現在アメリカで「全米オープン」が開催されていて、最終日1日を残すのみとなりましたが、その「全米オープン」のはなしではなく、来月15日からイギリス・ケント州にある「ロイヤルセントジョージGC」で開催される「全英オープン」について、どれくらいの観客を入れて試合をおこなうのかR&Aから発表がありました。
昨年開催される予定だった「全英オープン」はコロナウィルスの感染拡大のため、4大メジャー大会の中で唯一中止となり、ことし同じ「ロイヤルセントジョージGC」を舞台にして第149回大会が開催されます。おととしの大会の優勝者は、地元アイルランド人のシェーン ローリーでした。
ことしの大会は1日32000人のギャラリーを入れて開催されます。いままでの大会では1日40000人ほど入れていたので、8割の観客が戻ってくることになります。昨年中止になった大会のチケットを持っている人を優先し、余った分を今回販売する予定です。
選手のすばらしいプレーには拍手と歓声が、なんでもないミスには驚きの声とためいきが、またコースに戻ってきます。最終日に18ホールのグリーンを幾重にも取り囲むギャラリーの姿をまた見ることができます。これでこそ、4大メジャー大会のクライマックスの瞬間と言えるでしょう。