「全米オープン」が終了したのをうけて、東京オリンピックのゴルフ競技に出場する各国の代表選手が決まりました。大会は60名が出場し、予選カットなしの4日間競技としておこなわれます。
アメリカ代表は、ジャスティン トマス(世界ランキング3位)、コリン モリカワ(同4位)、エグザンダー シャフレ(同5位)、ブライソン ディシャンブー(同6位)の4名が決まりました。誰が金メダルをとってもおかしくない顔ぶれです。
各国はオリンピック資格ランキング上位の選手を2名まで派遣できますが、すべての選手が資格ランキング(ほぼ世界ランキングに準ずる)で15位以内に入っていれば、4名まで送りこむことができます。このためアメリカは4名の選手を送り込むことができます。
スペインからは、「全米オープン」を優勝して、今週世界ランキング1位に返り咲いたジョン ラウムとラファ カブレラベロ(世界ランキング140位、リオ大会5位タイ)
イギリス代表は、ポール ケーシー(同20位)、トミー フリートウッド(同33位)
オーストラリア代表は、キャメロン スミス(同28位)、マーク リーシマン(同43位)
日本代表は松山英樹と星野陸也となり、金谷拓実は代表に選ばれませんでした。
なお、前回のリオ オリンピックでは、ジャスティン ローズ(イギリス)が金メダル、ヘンリック ステンソン(スウェーデン)が銀、マット クーチャー(米国)が銅を獲得しましたが、この3名は今回代表には選出されていません。
リオで日本代表を務めた池田勇太は21位タイ、片山晋呉は54位の成績を残しています。
コロナのため1年延期され、今年の大会も開催が最後まで危ぶまれましたが、いよいよ7月29日から霞ヶ関カンツリークラブで開催されます。
追記)スペインのラファ カブレラベロは、米PGAに集中したいといる理由で出場を辞退しました。