メモリアルトーナメント 3日目終わって

米PGAツアー「メモリアルトーナメント」は3日目のプレーが終了しました。昨年のこの優勝者であるジョン ラウムがこの日スコアを大きく伸ばし18アンダーとして、2位に6打差をつけてホールアウトしました。しかし、試合前におこなったPCR検査の結果、陽性であることが判明し、最終日のプレーを前に無念のリタイアとなってしまいました。

2位タイ(繰り上げ1位タイ)には、パトリック キャントレーとコリン モリカワが並んでいます。世界ランキング15位のキャントレーは2019年のこの大会で優勝しており、世界ランキング6位のコリンモリカワは、昨年7月に新しい大会「ワークデイチャリティー」が、今回と同じコース(ミュアフィールドGC)で開催されたときに優勝しています。なので、両者ともコースとの相性はよく、ともに飛距離ではなく、アプローチショットの正確性を持ち味にしている選手なので、あすのふたりの戦いはとても楽しみです。

テレビ中継をご覧になったかたはお気づきでしょうが。セミの鳴く声が時より聞こえてきます。これはアメリカで今年大繁殖している「17年ゼミ」の声で、会場に足を運んだギャラリーの耳には、とんでもなく大きな音に感じています。また、コース内を綿のような樹木の種がたくさん舞っています。グリーンにその種が落ちて、ところどころ白い点のように映っています。季節感を大いに感じることができる映像です。

あすの最終日の戦いに注目しましょう。