欧州男子ツアーは「アイルランド オープン」第1日目が終了して、出場している川村昌弘は4アンダーの19位タイとまずまずのスタート。金谷拓実は1アンダーで73位タイのスタートとなりました。
この大会に出場しているローリー マキロイは、イーブンパーの89位タイ。2週間後におこなわれる「全英オープン」の前回覇者シェーン ローリーは、2アンダーで57位タイのスタートです。
先週の試合で惜しくも優勝を逃したマーティン カイマーは、トミー フリートウッドと共に5アンダー、5位タイグループの中にいます。
米男子ツアーは、今週ミシガン州デトロイトで「ロケット モーゲジ クラシック」が開催されており、初日は悪天候のために中断がありましたが、出場している小平智はホールアウトしました。7バーディー、2ボギーの5アンダーで6位タイと好調のスタートです。(松山は2アンダー、37位タイ)
小平は先週の「トラベラーズ選手権」での初日に、米ツアー自己ベストスコアタイ記録となる63を出して、トップタイに立ちましたが、2日目以降、72,68、73のスコアで、ずるずると順位を落とし、結局36位タイの成績に終わってしまいました。
最近の数試合で、小平は調子を上げてきています。来季の米ツアーカードをキープするためには、今季終了時点にフェデックスカップ ランキングで125位以内に入らなければなりませんが、現在彼は144位の位置にいます。
ツアー優勝すれば、問題なく今後2年間のツアーカードが与えられますが、125位以内に入るためには、今後残りの試合で5位以内に入るような成績をおさめる必要があります。ツアーカードを失うと、アメリカの下部ツアーに回って実績をあげ、米ツアーへの復帰を目指すか、日本に戻ってきてプレーすることになります。
米ツアーは、早いもので来月8月12日から始まる「ウィンダム選手権」が今季最終戦になり、残りあと1か月余りとなります。小平が今後出場可能と思われる試合は5試合しか残されていません。小平にとって厳しい状況が続きます。