ブライソン キャディーと別れる

今週の米PGAツアーでは、「ロケットモーゲジクラッシク」が開催されていますが、この大会のディフェンディング チャンピオンは、ブライソン ディシャンブーです。

昨年の「ロケットモーゲジ クラシック」は、コロナウィルスによって米ツアーが3月に中断し、そして再開して第2戦めの試合としておこなわれました。このツアー中断の間に、プロテイン摂取と筋トレで20キロ余り体重を増やしたブライソンが、ドライバーの飛距離を大幅に伸ばして、見事優勝を果たしました。

連覇を目指したブライソンでしたが、今回はカットラインに2打足らず予選落ちを喫してしまいました。その原因は、いままで一緒に組んでやってきたキャディーのティム タッカーと突然コンビを解消したことにあるようです。

今週に入って、タッカーは練習ラウンドとプロアマ戦で、ブライソンのキャディーを務めていたので、そのあとでふたりの間で関係を終わらせてしまうような出来事が突然おこったようです。

木曜日からの試合には、ディシャンプーが使用しているクラブメーカー・コブラのスタッフが急遽キャディーを務めたようですが、ディシャンプーは予選2日間思うような成績をおさめることができませんでした。

大学では物理学を専攻し、ニックネームは「マッドサイエンティスト(狂った科学者)」というディシャンプー。ゴルフのあらゆる面に、いままでの選手とはまったく別のアプローチを試みています。

ディシャンプーは、すでに新しいキャディーの募集をおこなっていますが、どうも条件として、物理学の博士号を取得していることを要求しているようなので、なかなかそれに見合うキャディーは見つかりそうにありません。

今後ディシャンプーがどんなキャディーと組むのか注目していきましょう。