今週開催されている米LPGA「マラソンLPGAクラシック」は、初日に畑岡なさが６１のスコアで首位にたち、２日目も首位を譲らず、そして３日目のプレーを終えた時点で２位に６打差をつけています。
今週の畑岡のプレーぶり（６１－６９－６４）をみると、最終日に大きくくずれることは考えにくく、米LPGA通算４勝目は間違いなさそうです。
畑岡は、６月初旬のメジャー大会「全米女子オープン」で、最終日スコアを伸ばしプレーオフまで進出しましたが、笹生優花に敗れてしまいました。これで３年前の「全米女子プロ選手権」に続いて、メジャー大会のプレーオフで敗れたのが２回めとなります。
どうしても手にすることができないメジャータイトル。そのショックは非常に大きかったようで、１週休んだ後に出場した試合では２９位タイに入っていますが、、その翌週開催されたメジャー大会「全米女子プロ選手権」では予選落ちをしています。
そして翌翌週の試合が、今週の「マラソンLPGAクラシック」となります。だいぶ気持ちの整理がついたのか、初日から首位をキープしています。この大会を優勝できれば、気持ちよく８月４―７日に開催される東京オリンピックに、日本代表として出場することができ、有力な優勝候補のひとりに数えられます。
しかし、フィリピン代表として東京オリンピックに出場する笹生優花もこの大会で現在５位の位置にいて、「全米女子オープン」優勝後も好調さをキープしていますし、強力なアメリカ勢(コーダ姉妹、ダニエル カン、レキシー トンプソン)もいます。さらに、韓国勢、タイ人のアリア ジュタヌガン、ニュージーランドのリディア コウ、中国のシェンシェン ファンも優勝候補に挙げられています。
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