全英オープン 優勝しそうにない選手

昨日は、「全英オープン」を誰が優勝するか私の予想を書きました。今日はトップ選手の中で、今回の優勝はないだろうという選手について少し述べてみます。

優勝しそうにない選手として、ジョンラウム、ローリーマキロイ、そしてコリンモリカワの3選手を挙げます。

ジョン ラウムは、先週の「スコットランドオープン」に出場しました。優勝争いに加わりましたが、結局首位と2打差で7位タイの成績でした。先月の「全米オープン」を優勝したあとも好調さが続いていますが、2大会連続でメジャー優勝はちょっとないだろうという感じです。

その根拠ですが、ラウムは「全米オープン」の最終日、17、18番ホールを連続バーディーとして優勝を決めました。両ホールでパーオンした後のパットは、結構長いものでしたが、ラウムは2つともねじ込みました。わたしは、この2つのパットには実力以上のもの(勢い?運?)が大きく働いたと思っています。事実、ラウムのパット力(トータルパッティング)はツアー選手中88位と決して上手な方とは言えません。このようなチャンスはそうそう何度も訪れてくれるものではないと、、、

ローリー マキロイも今回はないでしょう。先週の「スコットランド オープン」に出場し、予選ラウンドをジョン ラウムと一緒の組でまわりました。ラウムは予選を上位で通過しましたが、マキロイは彼に10打も離されたうえに、予選落ちを喫してしまいました。ちょっと自信を失った感があります。あまり自分に期待しないでプレーすると予選ラウンドで思わぬ好スコアが出ることがありますが、そもそも自分を信じることができない状態なので、最終日バックナインまでは、好調さを維持できないでしょう。

最後にコリン モリカワです。彼も先週の「スコットランド オープン」に出場しましたが、リンクスコースでプレーするのは初めてということで、予選は通過しましたが71位タイに終わっています。試合後「ドライバーをフェアウェーに打っても、フェアウェーが非常に硬いので、アイアンで打つときのヘッドの抜ける感覚に違和感があった。」と語っています。もう少し、リンクスコースでの経験が必要なようです。

はたして、どういう結果になるでしょう?