「全英オープン」あすは最終日

「全英オープン」3日目が終了しました。順位は

‘1  ルイ ウーストヘイゼン  12アンダー

‘2  コリン モリカワ     11アンダー

‘3  ジョーダン スピース    9アンダー

‘4    コーリー コナーズ     8アンダー

‘4    スコッティ シェフラー 

‘6  ジョン ラウム       7アンダー

‘6  .マッケンジー ヒューイ

‘6    ダイラン フリテリ

4位タイのコナーズはカナダ人選手で、現在世界ランキング38位。米ツアーで昨年1勝あげている29歳。今年の「マスターズ」では8位タイ、「全米プロ選手権」では17位タイ、「全米オープン」では予選落ちしています。上位の名だたる選手をもろともせずに、スコアを伸ばしていけるかどうか、ちょっと難しいかもしれません。

同じく4位タイのシェフラーは、世界ランキング10位の選手で、米下部ツアーでは2勝あげていますが、米PGAではまだ優勝がありません。上位3人の選手に対して、ひるむことなく堂々とプレーできるかどうか疑問です。

ジョン ラウムは、これまた優勝がない選手としてわたしが挙げた選手ですが、最終日を6位タイでスタートします。しかし、首位と5打差はすこしきついかもしれません。先月の「全米オープン」を優勝した時は、首位と3打差の6位タイからのスタートでした。

ヒューイはカナダの選手(30歳)で、現在世界ランキング64位の選手です。カナダツアー、米PGA、米PGA下部ツアーでそれぞれ1勝ずつ挙げています。5打差をひっくり返すのは厳しいと思います。

ということで、あすはウーストヘイゼン、モリカワ、スピースの3名のうちの誰かが優勝すると思われます。3人ともメジャー優勝の経験があるので、あがり3ホールで感じる強いプレッシャーは経験済みです。しかし、7月16日付けのブログで書きましたが、ウーストヘイゼンはこのプレッシャーの中で最近、ティーショットを大きく曲げて2度も優勝を逃しています。この点はすこし気がかりです。

また、コリンモリカワが優勝すれば、彼は「全英オープン」初出場での優勝という快挙となります。もしスピースが勝てばメジャー4勝目となります。2017年の「全英オープン」を制して以来約4年間ツアー優勝がなく、今年4月の「バレロ テキサスオープン」でようやく優勝しました。このメジャー優勝で完全復調を宣言できることになります。

あすも天気は快晴が予想されています。最終日の熱戦を楽しみましょう。