7月14日のブログで今回の「全英オープン」の優勝者を予想しました。わたしが挙げたのは、ダスィティン ジョンソン、ブルックス ケプカ、ジャスティントマスの3選手でした。結果は、ジョンソンが8位タイ、ケプカが6位タイ、トマスは40位タイでした。
https://worldgolfinformation.com/2021/07/14/
ジョンソンは、2日目に65を出して4位タイまであがってきたので、決勝ラウンドを楽しみにしていましたが、思うようにスコアを伸ばせませんでした。ケプカは3日間上位にくることはなく、優勝の望みがなくなった最終日に6アンダーのスコアで6位タイまで順位を上げました。
また、7月15日のブログでは、今回優勝はないと思う選手の名前を書きました。その選手は、ジョン ラウム、ローリー マキロイ、コリン モリカワの3人です。
https://worldgolfinformation.com/2021/07/15/
モリカワは見事に優勝してしまいました。アメリカでプレーする選手にとってリンクスコースは勝手が違い、経験が必要だと言われていました。しかし、モリカワはリンクスコースでのプレーは2度め、「全英オープン」初出場での優勝です。これはかなり想定外の結果でした。
ラウムは3日目に68のスコアを出して、ようやくトップ10(6位タイ)に入ってきて、最終日に66でまわって3位タイ。最後に少しだけ優勝争いにからみました。マキロイは、最終成績46位タイの成績で大会を終えました。
この「全英オープン」で、今年の男子ゴルフ4大メジャーはすべて終了しました。振り返ってみると、4月の「マスターズ」を優勝したのは松山英樹。5月の「全米プロ選手権」を制したのはフィルミケルソン。「全米オープン」タイトルを手にしたのはジョンラウム。
松山英樹とジョン ラウムは、初のメジャータイトルを獲得し、フィル ミケルソンは50歳で優勝し、メジャー大会優勝者の最年長記録を塗り替えました。そして、コリン モリカワ。昨日のブログに書きましたが、彼はプロに転向し、いままでわずか2年あまりの間にあげた実績はタイガーに次ぐものです。
今後の大きな大会の予定としては、東京オリンピックがあって、8月19日から3週にわたって米ツアーのプレーオフシリーズ(3戦)が開催され、フェデックスカップ チャンピオンが決まります。ちなみにこのチャンピオン(年間最優秀選手)になると、その賞金は1000万ドル(約11億円)と破格のものになります。