東京オリンピック 男子 いよいよ開始

いよいよ東京オリンピック、男子ゴルフが始まります。競技が開催される霞ヶ関カンツリー倶楽部東コースのコースレイアウト(ヤーデージブック)が以下のサイトで紹介されています。1ホール1ホール眺めていると、どう攻めようかと考えたりして、少しだけ自分でまわっているような気持ちになれます。

男子ゴルフは木曜日から開始されるので、現在接近している台風が通過した後になりそうで直接の影響はなさそうですが、大雨の影響でコースが柔らかくなるかもしれません。

昨日のブログで、コロナウィルスに感染していることが判明し東京オリンピック出場をとりやめたジョンラウムの代わりの選手について書きました。当初補充を見送るのではないかと見られていたスペインオリンピック委員会は、急遽補充選手を発表しました。

ジョルジュカンピーノ(35歳)という選手で、現在世界ランキングは205位の選手なので、世界ランキング1位のジョンラウムとは比較にならないほど、格下の選手となります。欧州ツアーで3週続けて開催された「アイルランドオープン」「スコットランドオープン」「全英オープン」のすべてで予選落ちを喫しています。

大きな大会に出場資格があるのに、個人が出場しない、あるいは国、団体が選手を派遣しないということは、今後の扱われ方に影響が出かねません。「出たくないんならそれで構わないけど、現在の出場枠は多すぎるよね。今後数を減らすかも。」と言ったふうに。

先の「全英オープン」には、木下稜介、永野竜太郎、星野陸也、稲盛祐樹が出場しました。実は今平周吾にも出場資格はありましたが、出場を辞退しました。コロナ感染拡大で中止になった昨年の「全英オープン」に世界ランキング50位以内という資格で出場可能だったため、今年の大会にもこの資格が継続され出場できたのです。

今平本人がどういう気持ちで出場を辞退したのかはわかりませんが、世界で一番古い歴史をもつ「全英オープン」を、個人の判断で出場をとりやめるということは、日本のゴルフ界にとって決していいことではありません。

そう言えば、「全英への道 ミズノオープン」で優勝したフィリピン人J.パグンサンも、出場資格を得たはずなのに、「全英オープン」には出場していませんでした。彼にもなぜ出場しなかったのか、理由を聞いてみたいものです。