パトリックリード 今週の大会を棄権

今週の米ツアー「ウィンダム選手権」に出場を予定していたパトリック リードが棄権することを発表しました。彼はこの大会で2013年に優勝しており、相性のいい大会のはずですが、どうも疲れがピークに達したようです。

東京オリンピックには、アメリカ代表としてエグザンダー シャフレ、コリン モリカワ、ジャスティン トマス、ブライソン ディシャンブーの4名の出場が決まっていましたが、日本への出発直前のPCR検査で、ディシャンブーの陽性が判明し、急きょ交代要員としてパトリック リードが東京へ行くことになりました。

そのことを本人が聞かされたのは、オリンピック直前の週に開催されていた「3Mオープン」の大会期間中で、リードは34位タイで大会を終えてから、急いて日本へ出発する準備を整えました。そして、日本に到着したのは東京大会男子ゴルフが始まる前日だったので、まさにぶっつけ本番のプレーを強いられました。

彼は東京オリンピックで22位タイの成績でしたが、アメリカにとんぼ帰りしてその次の週の「WGCセントジュード招待」に出場しました。結果は31位タイでしたが、さすがに疲労が積み重なってきたと思われます。

リードは今週を休養にあて、来週から始まるプレーオフ3戦に臨みます。そして、9月24日から始まる「ライダーカップ」で、もう1度国を背負ってユーロチームと対戦することを目指します。

ライダーカップのメンバーは12人で構成され、6人はライダーカップ資格ランキング上位の選手が自動的に選出されますが、残りの6名はキャプテンが選びます。パトリック リードは現在のところ上位6名に入っていないので、プレーオフ3戦で結果を出してキャプテンにアピールしなくてはなりません。

ゆっくり休養をとったパトリックリードの来週以降のプレーに注目です。