東京オリンピック男子ゴルフで銀メダルを取ったローリー サバティーニが、今週開催されている「ウィンダム選手権」に出場しています。オリンピック後はじめてとなる試合に出場し、3日目を終わって首位から4打差の3位タイと好調さを維持しています。
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東京オリンピックまでの米PGAツアーの大会では、4試合連続で予選落ちし、フェデックスカップポイント順位も141位まで下げて、来季のツアーカードを失う瀬戸際に立たされていました。
残りあと1日ありますが、もし現在の3位タイの成績でこの大会を終えることができれば、ポイント順位も122位となり、ぎりぎりですが来季のツアーカードをキープすることができ、そして来週からのフェデックスカップ3連戦にも出場することができます。
東京オリンピック、ウィンダム選手権と2試合連続で好調な原因をメディアに質問されて、サバティーニは、「今まで自分がやってきたこと、考え方は正しかったけど、どうも自分自身にプレッシャーをかけすぎていた。自分自身を追い込んでいたし、自分はこんなものではない、まだまだやれるんだという思いもあった。しかし、その気負いを少し緩めてみたら、うまくいきはじめた。」と語っています。
生まれ育った南アフリカからスロバキアに国籍を移して臨んだオリンピック。周囲からはいろいろ批判の声もありましたが、結果銀メダルを獲得し、自分のゴルフを取り戻しつつあるローリーサバティーニ。すでに45歳なので、もう残された時間は少ないと思いますが、もう一花咲かせることができるか、注目です。