あす19日からスコットランドで始まる「全英女子オープン」の組み合わせが発表になりました。
畑岡なさは、東京オリンピックで金メダルを獲得し、今年6月には「全米女子プロ選手権」で初のメジャータイトルを手にしたネリー コーダ(23歳)と予選ラウンドをまわります。彼女は、今もっとも勢いがあり、現在ロレックス世界ランキングも1位の選手です。一緒にまわるもう一人の選手は、イギリス人チャーリー ハル(25歳)です。世界ランキング34位の選手ですが、先週の「スコットランドオープン」では5位に入っています。
ハルは、東京オリンピックにイギリス代表として出場できるポジションにいましたが、前回のリオオリンピックに1度出場していることと、東京オリンピックと日程的に接近していたメジャー大会「エビアン選手権」のほうを優先させたいという理由で、オリンピックを辞退しました。欧州ツアー2勝、米ツアー1勝の実績のあるハルが抱くメジャー獲得への思いは相当強いものがあります。
2年前のこの大会の覇者渋野日向子が一緒にまわるのは、タイのアリア ジュタヌガン(25歳)とアメリカのオースティン アーンスト(29歳)です。
ジュタヌガンは、米ツアーで12勝あげ、メジャータイトルを2つ手にしている選手です。今年は7月に米ツアーで1勝し、「エビアン選手権」19位タイ、先週の「スコットランドオープン」は4位の成績をあげ、世界ランキングは現在21位です。
アーンストは、米ツアーで3勝あげていますが、メジャー大会はまだ優勝経験がありません。しかし、2018年の「エビアン選手権」では2位、ことしの「全米女子プロ選手権」では7位タイに、また昨年のこの大会では5位に入っています。現在ロレックス世界ランキングは23位で、いつメジャータイトルをとってもおかしくない選手です。
7月末に開催された「エビアン選手権」で4位に入った古江彩佳は、世界ランキングを26位まであげてこの大会に出場します。彼女が予選ラウンドを一緒にまわるのは、リディア コウ(24歳)とジェニファー カプチョ(24歳)との2人です。
リディアコウは東京オリンピックで銅メダルを獲得しました。リオオリンピックでは銀メダルをとっており、現在世界ランキングは6位です。カプチョは今年梶谷翼がチャンピオンになった「オーガスタナショナル女子アマ」の初代チャンピオン(2018年)です。
他に、日本からは原英里佳、青木瀬令奈、梶谷翼(ア)が出場します。