全英女子オープン 2日目を終わって

全英女子オープン2日目が終了しました。渋野は2日間で4アンダー、首位と3打差の12位タイにつけ、畑岡は2アンダーの23位タイの位置にいます。(笹生は5アンダーで5位タイ) それ以外の日本人選手は予選落ちです。

首位タイに立ったのは、ミナ ハリガエ(31歳)とイギリス人ジョージア ホール(25歳)の2人です。ミナ ハリガエは日本人の名前ですが、アメリカ国籍の選手です。すしレストランを経営する日本人の両親の間に生まれ、カリフォルニアで育ちました。いったん大学に入りましたが、すぐに退学しプロに転向しました。2010年から米LPGAでプレーしていますが、いまだに1勝をあげていません。なので、決勝ラウンドの2日間、とくに最終日バックナインのプレッシャーに耐えきれるか、ちょっと疑問です。

ジョージア ホールは、米LPGAで2勝、欧州ツアーで1勝の実績があり、2018年のこの大会で優勝しているので、あと2日間のプレーが楽しみです。

3位タイにつけているのが、アメリカ人リゼット サラス(32歳)と韓国のセイヤン キム(28歳)です。サラスは今年6月に開催された「全米女子プロ選手権」で2位に入り、最後まで優勝したネリー コーダにプレッシャーを与え続けた選手です。ドライバーの飛距離はありませんが、2打めでグリーンをとらえる正確さとパットが持ち味の選手です。

キムは、韓国ツアーで5勝、米LPGAで12勝をあげ、昨年の「全米女子プロ選手権」でメジャー初タイトルを手にしている選手です。

実績・実力のある選手が徐々に上位に上がってきています。あと2日間のプレーを楽しみましょう。

なお、当ブログ1押しだったインドのアディティ アショック選手は、トータル1オーバーでカットラインすれすれで予選通過しました。首位とは8打のひらきがあるので、優勝は厳しそうですが、上位に食い込んでほしいと願っています。